高尾山ハイキング 
2009/04/30 Thu. 20:24 [edit]
去年10月のハセツネを終えてから、山に行ってないような気がする。
よっぽどハセツネがきつくて山に行く気がなくなったのかもしれない。
しかしながら今の高尾山は最高。
桜は咲いているし、もみじは紅葉しているし。
城山まで行っておでんとなめこ汁。
下りてきてからは高橋屋の冷やしとろろそば。
どちらも最高でした。
またハイキングに行こう。
category: 癒し
【アイアンマンチャイナ外伝】 マッカ 
2009/04/29 Wed. 17:28 [edit]
事前に何の情報もなかったので、レジストレーションであった時はびっくりした。
<気さくに記念撮影の図>
マッカは70.3(ハーフアイアンマン)に出場。
残念ながら彼の勇姿を見れたのはバイクですれ違った0.5秒くらい。
だが応援していたかみさんはしっかり見ており写真もとっていた。
<猛然とバイクトランジッションを走るの図>
<さすがの走りをみせるランの図(その1)>
<さすがの走りをみせるランの図(その2)>
もちろんぶっちぎりの優勝だったのだが、ゴール後は車椅子で運ばれ表彰式にもでれなかったらしい。やはりチャンピオンもあの暑さでまいったようだ。
で、翌日バイクの引き取りにいったら、まだマッカのバイクがあった。
<マッカのSpecialized S-works Transition>
ハンドルはProfile Design CX1.5、ホイールはZipp 404&1080。自分のと同じ。
ワールドチャンプと遜色ないスペックのバイクに乗っているのにスピードがぜんぜん違う。エンジン(足)が原付と750くらい違います。
<レオさんと興味シンシンで見てるの図>
すごくいい人だったのでファンになりました。
ハワイではがんばってください。
category: 参戦記
【アイアンマンチャイナ参戦記】 死闘のラン編 
2009/04/28 Tue. 06:08 [edit]
バイクを降りるとやはり相当足にきている。ランシューズを履き、サンバイザーをかぶる。冷たい水を頭からザバザバかぶり頭と体を冷やす。予想以上にダメージがあり走りだしたくない衝動に駆られる。それでも何とかスタート。
ランにはいると暑さはケタ違い。みんな歩いているわけだ。2kmごとにエイドがあるというがもっと距離はあったと思う。バイクのエイドではコーラがなかったのでコーラを飲みたかった。それも冷たいコーラ。最初のエイドはコーラなし。やっと次のエイドであったがコップのコーラはお湯になっていた。思わず口からふきだしてボランティアの女の子にかけてしまった。申し訳なかったがホットコーラはないだろう。飲めないよ。
途中から足を冷やすため氷をパンツの中に入れた。飲み物を冷やしている氷はでかいので道路に落として叩き割って入れた。ハムストリングスやふくらはぎが相当きているので氷で炎症を抑える。可能な限り水のペットボトルをもらい、少しずつ浴びながら走った。スポンジを両肩に入れて、そこに水をしみ込ませた。
それにしても全くスピードがあがらない。最初の10kmは1時間。異常に遠く感じた。キロ6分ペース。それでも歩いている選手をどんどん拾っている。「このサバイバルレースは最後まで走りきった者が勝つ。絶対歩いてはダメだ」自分に言い聞かせた。気持ちだけは負けたくなかった。
ようやく市街に入ってきた。公安が交通整理をしているので問題なく走れる。ボランティアの学生たちも一生懸命応援してくれる。折り返しのポイントが近づいてきた。「臭豆腐」のにおいが鼻につく。「うっ、くさっ」。このにおいは本当に苦手。こんな時に勘弁して欲しい。
折り返しポイントではかみさんが待っていた。「いまエイジ10位」と教えてくれた。10位か。3人抜かないとスロットがとれない。先行する3人はどれだけ先に行っているのかわからない。これから7位以内は相当きびしいだろう。しかしこの暑さでは何があるかわからない。とりあえず「最後まで絶対あきらめない」と心に誓う。
だんだん気温も暑くなってきている。風が熱風に感じる。エイドまでは我慢して走り、エイドで止まって水をあび、コーラをがぶ飲みした。トイレでおしっこをするとウーロン茶の様な色をしている。こんな色になったのは人生で初めてだ。やばい、かなり脱水になっている。水分は取っているがそれよりも出て行くほうが多いのだろう。とにかく水分を取り続け、浴び続けるしかない。
バイクでは練り梅チューブ2本とアスリートソルト1箱を完食。ランになってからも練り梅チューブを2本飲んだ。おかげで塩分とクエン酸がとれているのか痙攣はおきていない。
20kmくらいで遂にはつさんに抜かれた。同じエイジのハワイ経験者。軽い走りをしている。何とか追いすがろうとするがどんどん差が開いていく。しょうがない。ここは自分のペースを守ろう。ふくらはぎが痛くなってきた。腰が落ちてふくらはぎで走っているのか?氷で冷やしながら我慢の走りを続ける。エイドでは屈伸とアキレス腱伸ばしを繰り返す。
先行していた譲二がつぶれかけていた。「譲二、最後まであきらめるな」と声をかけて追い抜く。レオさんも相当苦しそう。ペースが落ちている。ノリ姉、Rioさん、あずさ、Yレディースもがんばっている。何度も何度も折れそうな心と戦い、気持ちだけで走った。
32km地点、残り10km。最後の力を振り絞ってペースを上げた。最後まであきらめなければ何かがあるかもしれないと信じ続けた。
ゴールは近づいているはずだ。完全にアゴが上がっている。あと5kmくらいか。いつ動かなくなるかもしれない体をこれ以上なく酷使している。もう少しだけもってくれ。
そうしてようやくゴール地点が見えた。かみさんがいたが規制されて同伴ゴールはできないようだ。ようやくここに帰って来た。自然とガッツポーズがでた。
中国的な丸い橋を超え、ウィットさんに名前をコールされる。本当につらかった。
最後はゆっくりゴールに向かい、ハワイの優勝者の様にテープを高々と上げてゴール。うれしかった。こんなに遠いゴールは初めてだ。でも終わってみるとあっという間か。
前回のマレーシアは不完全燃焼だったが、今回のチャイナは完全燃焼できた。
このレースは本当に満足できた。
それで十分だろう。
とりあえずゆっくり休もう。
<Overall Result>
IRONMAN CHINA
Sunday April 19th, 2009 Haikou, China, 7:00am
Kanayama, Yoshihisa 253 TOKYO JPN
SWIM : 1:05:09 年代別19位/総合112位 1:43/100m
BIKE : 5:55:01 年代別20位/総合103位 30.4km/h
RUN : 4:16:00 年代別6位/総合31位 6:04/km
T1 : 3:42
T2 : 4:42
Total : 11:24:32 年代別10位/50名 総合50位/299名
(終わり)
category: 参戦記
【アイアンマンチャイナ参戦記】 灼熱のバイク編 
2009/04/27 Mon. 20:30 [edit]
更衣室でウェットを脱ぎ、ゼッケン・ゴーグル・ヘルメットを着け飛び出す。チャイナのバイクエイドにはバナナがないということで背中にバナナを入れた。自分はどうもパワーバーが食べられない。人工的な味が気持ち悪くなってしまう。とりあえず無事にバイクスタート。
高速に行くまでの川沿いの道を約8km。結構強い向かい風。心拍数が170近くある。感覚的にはそんなにないと思われる。誤作動かな?とりあえずあまり気にしないで走った。徐行するイエローラインゾーンを抜け高速へ入る。ここから約30kmはひたすら緩やかな登り基調のストレートライン。ずっと向かい風。キツイ。スピードが上がらない。
若干腹がいたい。パンシロンを飲みながら腹痛が治るまで補給は水のみにしてみる。原因はなんだろう。トランジッションでとったリボビタンDかな?急に一気飲みすると腹が痛くなるのか?とりあえず大事に至らずおさまってきた。
やはり暑い。天気は快晴。じりじりと肌を焼き始める。今回はエイドごとにしっかり水をかぶろう。マレーシアでは水をうまくかぶれず熱中症気味になってふらふらになった。その失敗を繰り返さないようにしたい。エイドは約18kmごとという事であったが、往路は登り・向かい風ということでなかなか進まずエイドが遠い。
チャイナのバイクエイドででるのはペットボトル。通常のボトルケースには入らない。しかもイチイチふたを回してとらなければ飲めない。ジェットストリームボトルを持っている選手はそのままその中に入れてペットボトルを捨ててしまえばいいのだろうけど、今までつけたことがないので今回もつけるのをやめた。代わりにペットボトルのふたをはずして背中のポケットにそのまま入れる方法を選択。DHポジションをとると背中に水がこぼれてくる。これが気持ちよく背中と腰を冷やしてくれた。
ようやく1時間ほど走って高速をおり村へと入る。村人達は「加油(ジャーヨウ=がんばれ)!加油!」と応援してくれる。可能な限り手を振って応えた。ちょっとした登りがあったが無理せず軽いギアで登った。村はあっという間に通り抜け、また高速へ。今度は追い風とゆるい下り。40km前後でとばせる。
1周目を終えたところで2時間50分かかっている。トランジッションエリアのエイドにはようやく冷たい水があった。何本かのペットボトルをもらい体中にかける。2周目はまたあのアゲンストの風との戦いから始まる。1周90kmを走った後では風の感じ方が全く違う。キツイ。川沿いを抜け高速に入る。この頃になると自分よりバイクの速い選手にはほぼ抜かれ、遅い選手は追いついてこないのでほぼ一人旅になる。
高速に入ると緩やかな登りが足にくる。30km、28km、25kmとだんだんスピードが落ちてくる。暑い。ひたすら暑い。エイドが待ち遠しいが、登りと追い風でスピードが上がらないためなかなか到着しない。早く水をかぶりたい。
ようやくエイドに着き、走りながら何本か水をもらおうとしたが、エイドのボランティアは要領を得ず、ゲータレードを渡そうとする。そうしているうちにボランティアともみ合いになり落車。ひざと左手をしたたか打つ。ようやく傷の治ったひざがまた深くえぐれている。左手の親指はつき指したように痛い。
はずれたチェーンを直す。ぶつかったボランティアの少年はものすごく申し訳なさそうな顔をしていたので「没問題(メイウェンティ=問題ない)」と言って落ち着いて走り出す。彼は力一杯バイクを押してくれた。
これを期にエイドごとで全てストップし十分水をあび、水とゲータレードを各1本持ってエイドを出ることにした。エイドストップのロスはやむを得ない。この暑さでは水をかぶり続けないと確実に脱水・熱中症になる。これもマレーシアの教訓。
あいかわらず固形物は食べられない。ボトルに入れたカーボショッツだけが補給できる。とりあえず無理にバナナを食べてみる意外と食べることができた。バナナを持ってきて良かった。
途中でタケさんに追いつく。かなり苦しそう。「がんばりましょう」と声をかけて先へ行く。売り切れてきた足に容赦なく向かい風がくる。救急車が止まっている。選手が担架で運ばれている。みんな相当きついはず。しかし、ここでがんばりきってしまうとランが走れないと感じた。バイクは足を残すために無理はしないことにした。
ようやく長い長い高速の往路が終わり村に入る。1周目と違い、村人はほとんどいなくなっている。後から聞いたのだが、どうもみんなお昼に行ってしまったようだ。1周目はそれほど気にならなかった坂が急に見え足を襲う。たまらずインナー・ローまでギアをおとした。なんとか登りをクリアし、また高速へ。復路は風に押され40km前後で楽に進んだ。
高速の終わり頃からつらくてDHポジションがとれなくなってきた。腰や背中に力が入らない。筋力・持久力不足なのだろう。高速をおり最後の川沿いの道に来た。あと8km。
途中からランコースと併走するので走っている選手が見え始めた。なんと半分くらいは歩いている感じ。暑さだ。暑くて走れないんだ。ようやくトランジッションが見えてきた。本当にきつかったバイクパート180kmが終わった。6時間近くかかっている。
(つづく)
category: 参戦記
【アイアンマンチャイナ】 混乱のスイム編 
2009/04/26 Sun. 07:22 [edit]
朝3時に目覚ましで起きる。軽く準備運動・ストレッチし、ホテルの前をジョグ。昨日までとはうって変わって蒸し暑い。ちょっと走っただけで汗だく。それから朝食をとる。今回はホテルがいまひとつなので、念のため日本食を用意してきた。赤飯とカステラ・バナナを食べ準備完了。出発のバスに乗り込む。みんな緊張感でピリピリしている。
5時15分ホテル発。20分ほどでスイム会場へ。会場に到着後、ボディーマーキング。タイヤに空気を入れ補給食・ボトルをセット。バイクの準備はできた。あとはパンクしないことを願う。
トイレの前は大行列。トイレが5つくらいしかなく、しかも男・女と漢字で書いているので西洋人には読めないと思われる。(結局スタートまでにトイレ渋滞は解消されず、あたりは野○ソだらけだったらしい(かみさん談))
夜が明けてきた。今日は晴れだ。しかも朝からかなり暑い。軽くアップのためのジョグと流しをいれた。ウェットスーツを着込みスイム会場へ。やはり昨日の大雨で増水し、流れが目に見えて速くなっている。
スイムチェックで軽く泳ぐ。赤いブイはあまり大きくないので見えにくい。そして晴れても水中の視界はゼロに変わりはない。川の流れがあるため、なるべく上流からスタートした方がベター。みんなゾロゾロかなり上流に移動するがマーシャルに呼び戻される。一刻一刻とスタート時間が近づいてくる。
そして7時にスタート。エリートもエイジも同時。最初の300mのブイまではバトルが続く。そこからは流れの進む方向だがブイが良く見えない。周りを見てみるがいろんな方向に泳いでいるようだ。結構ジグザグになりながらも何とか流れに逆らう方向にきた。
少し泳いで岸の方をみると、岸沿いの浅瀬を歩いている人がたくさんいる。当然流れに逆らって泳ぐより、歩いたほうが速い。「スイムでそんなこといいのか?」と思ったが、あわてて岸の方に寄っていった。岸は岩だらけ。足を何ヶ所か切った。
なんだかよくわからないまま1周回終了。水から上がると暑い。選手もまばらになり、泳ぎやすくはなったが、依然ブイがよく見えない。向かっていたブイが違っていたというのも何度があった。とりあえず周りをよく見て落ち着いて泳ごう。2周目途中であおキティ、譲二、モンちゃんがいた。みんなスイムの速い選手なのでひとまず安心。変に遠回りしたり、おかしなタイムになっていないはず。
ほぼそのままの状態でスイムアップ。
タイムは1時間5分。まずまずか。
バイクのトランジッションバッグを受け取り、更衣室に走りこむ。
(つづく)
category: 参戦記
【アイアンマンチャイナ参戦記】 第3日目 そして嵐が来た 
2009/04/25 Sat. 08:13 [edit]
朝起きてみると土砂降り。そして激しい雷。今日はレース前日であるので11時から競技説明会とバイクの預託のみ。バイクを預ける時までには晴れて欲しい。隣の部屋は雨漏りがし始める。
あとで聞いた話であるが、練習仲間のエディさんは1日遅れで到着したため、この激しい雷雨の中(朝8時に)あの川で試泳したとのこと。一緒に泳いだ会社の後輩が100mほど下流に流されたと言っていた。一歩間違えば水難事故では?さすが商社マン。恐るべし。
朝食を食べた後はとりあえず補給食とウェア・シューズなどを準備。毎度の事ではあるが補給食は出費がかさむ。まあレースの際の命綱となるわけだからしょうがないか。
今回はバイクのときにカーボショッツ9袋をボトルに入れて持っていくことにした。いままで袋ごと持って行きひとつひとつ開けて飲んでいたが、今回はボトルにまとめてみた。あとはいつものアミノバイタルプロのゼリー4袋をボトルに入れる。練り梅2本はトップチューブに貼りつける。固形物はバナナとカロリーメイト。アスリートソルト、ミネラルとパンシロンも入れる。これで十分だ。あとはきちんと補給できるかどうか。
11時から競技説明会。英語・日本語・中国語の3会場に分かれる。当然公式な説明会は英語会場。いっしょにいたレオさんより「英語の競技説明の方が正確ですよ」と教えていただき英語会場の説明を聞くことにした。日本語はいつものようにウィットさんが説明していたようだ。
プロジェクターを使って説明していたので説明自体には問題なかったが、選手から出る質問は良く聞き取れず全然理解できなかった。まあ大した事を聞いているようでもなかったので気にしないことにしたが。
今回の説明会で驚いたことはバイクのオフィシャルがヨーガン・ザックだったこと。90年代前半にハワイで活躍したバイクのスペシャリスト。ベスト5にはいつも入っていた。ハワイのバイクレコードはノーマンが破るまで彼が持っていたんじゃなかったっけ?そのヨーガン・ザックがバイクコースの説明をしていた。
事前のWEBでの案内と大きく違ったのはスイムとラン。特にランは全くコースが変更になった(よりわかりやすくなったのではあるが)。
競技説明会が終わると雨が上がっていた。これで安心してバイクを預けることができる。ホテルに戻りバイクとトランジッションバックをピックアップし、トランジッション会場へ行く。一応、バイクの預託締め切りは午後4時。やはり雨だったのでみんな4時ぎりぎりに来ている。当然4時を回ったがなかなか終わらない。ようやく5時くらいになって準備が整った。
夕食は昨日の店でまた餃子とショーロンポー・焼餅などを食べる。食後はホテルの近くにあるゴール会場まで散歩。フルのゴールは完成していたが、70.3のゴールはこれからつくるところ。みんな物珍しそうにゴールの設営を見ている。
明日は何時にここにたどり着けるのか?
自分はどこまでやれるのか?
そんな事を考えながら歩いた。
ホテルに帰ってシャワーを浴び、明日無事にスタートできることを願って9時にはベッドに入った。
(つづく)
category: 参戦記
【アイアンマンチャイナ参戦記】 第2日目 嵐の前の静けさ 
2009/04/25 Sat. 05:07 [edit]
朝からスイム会場へ試泳に。今回のスイムは「川」。「河」の字の方が当てはまるかもしれない。過去の経験から「中国の川がきれいだったためしはない」ことはわかっていた。もちろん公害で汚い川は論外として、中国の川は「黄河」に代表されるように土(砂?)が混じって茶色をしているのが普通。水中の視界ゼロを想定して日本にいるときからヘッドアップの練習を多めにしておいた。
会場に到着してみると全く予想通り。川の色は茶色で視界ゼロ。たぶん生活排水によるものと思われる「謎の泡」が岸のいたるところにあった。それを見て試泳をしない選手も多数いた。
とりあえず気にせず泳いでみる。川の流れはあまりわからなかったが、気がつくとだいぶ流されている。みんなはそそくさと上がった様であったが、自分はどこを泳いでいるかわからなくなり30分くらい泳いでいたようだ。「レース中の流れは要注意。いつもよりヘッドアップは多めにしてコースアウトを避けよう」と思った。
いったんホテルに戻り、レジストレーションに向かう。一番乗りだったので、スムーズに手続き完了。今回はトランジッションバックも全て揃っていた(当たり前か!)。レースナンバー「253」。
出場選手の名簿が貼ってあったので見に行く。名簿をみていたら隣にどこかで見たことのある外人がいる。何とマコーマックだ!!!!2007年のハワイ優勝者であるクリス・マコーマックが隣で同じように名簿を見ている。ここに来る前は「チャイナは有名選手が誰もでないのでつまんないねー」とかみさんが言っていたが、なんと70.3(ハーフ)に参加するとのこと。
カメラを持っていたかみさんを呼び一緒に写真を取らせてもらった。快く笑顔で応じてくれた。やはりすごいカラダをしている。顔は小さいが胸板や足は見事に鍛え上げられている。人柄も良さそうだ。今年のハワイはマッカを応援だ!
レジストレーションの後はホテルに帰って昼飯に。ホテルの周りを散策してみるとこぎれいな店を発見。とりあえず中に入ってメニューをみるとおいしそうなモノがいろいろある。豆乳スープ、ピータンのお粥、ショーロンポー、焼き餃子、太肉麺などを注文。これがどれも絶品でしかも安い。二人でこれだけ食べて500円くらいだった(結局、この店にはこの後2回も来てしまった)。
午後からはバイクコースの下見。バイクコースはトランジッションエリアの川沿いスタートし8kmほど走った後、高速道路に入る。高速を30kmほど行ってからいったん下りて海南島の少数民族の村を通り抜け、また高速に入りトランジッションまで戻る。これを2周回。
高速に入ると全く景色が変わらない。ひたすらまっすぐな道をバスが行く。みんな寝ている。高速をおり村を行こうとすると道が狭くてバスが通れない。結局高速を折り返す。帰りの高速では自分も熟睡。まあまっすぐ行って折り返す極めて単純なコースというのがわかったので良しとする。
夜はカーボパーティー。到着が30分ほど遅れてしまったので全く席がない。加えてビュッフェは長蛇の列。みんな疲れているのでブーブー文句を言い出す。結局最後なんとか席を確保し食事にありついた。
料理は結構おいしかった。しかしマレーシアはカーボパーティーで食べすぎて失敗したので、食べ過ぎないに注意(でもかなり食べてしまったが)。何の出し物もなくパーティーは終了。パク・ビュンフン選手がいたので記念撮影。パク選手も気さくに応じてくれた。
ホテルに帰って11時には就寝。
今日もトラブルなく終了。
嵐の前の静けさか?
(つづく)
category: 参戦記
【アイアンマンチャイナ参戦記】 第1日目 平穏な船出 
2009/04/24 Fri. 17:32 [edit]
灼熱のマレーシアから1ヶ月半。アイアンマンレースのインターバルとしてはあまりに短い。マレーシアは完全な調整ミスによる体調不良。加えてホイール破損など数々のトラブルにより自滅。「同じミスだけは繰り返さない」それだけを肝に銘じてこの1ヵ月半を過ごしてきた。ハードな練習は極力控え、ひたすら体力・体調の回復に専念した。
出発2時間半前に成田に到着。YメンバーやM練で一緒に練習している顔がたくさんいる。意外とカウンターに列はできていない。前回は1時間半前に着いて大行列の一番後ろになりハラハラした。これもマレーシアの教訓。
チャイナ組がチェックインを始めると「荷物が重い」+「バイクケースが大きい」ので通常のチェックインができずものすごく時間がかかる。あっという間に長い行列ができ始めた。一般のお客さんには迷惑な話。
早めにチェックインが終わり、バイクを大型の探知機に通し終えひとまずほっとしていると、大御所タケさんが手荷物にできない補給食などが多すぎて重量オーバーで困っていた。ウチはかみさんとふたりでかみさんはバイクがないので荷物の重量制限はかなり余裕。それでタケさんの荷物をバイクケースに預かった。
タケさんからとても感謝されたが、タケさんのようなすばらしいトライアスリートと知り合いになれた事がうれしかった。いつもブログを拝見させていただいているが、トライアスロンに対する取り組み姿勢などは本当に尊敬に値する超強豪エイジ。いつもブログを通じていろいろな事を参考にさせてもらっているので少しでも恩返しできて良かった。
広州まではJAL便で安心のフライト。映画を1本半観ていたらあっという間についてしまった。広州白雲空港では約5時間のトランジット。次の海口までのチェックインをし、バイクを預けるために大型荷物用の窓口に並んだ。
みんなで並んでいたら横から入ってくる中国人の団体が現れた。中国人の添乗員いわくVIPだという。どうみても地方の政府関係者だ。中国のコッパ役人は日本の役人の100倍くらい偉そうにする。それも中国なのでじっと我慢。ようやく手続き終え、夕食を食べ、足マッサージにいっていたらあっという間に時間が過ぎた。
ローカル便に乗り換え1時間。予定通り海口に着く。バイクも何事もなく無事だった。そしてスムーズにホテルへ。海口ホテルは4星であるが実質は3星がせいぜい。普段のビジネス出張では5星ホテルにしか泊まらないので、この感じのホテルは10年前の留学以来。留学の時は中国の都市を20箇所くらい旅行したが、いつもこんな感じのホテルに泊まっていた。ちょっぴり懐かしくもある。
「とりあえず今日は何もトラブルがなく終わった」と安心して眠りについた。
(つづく)
category: 参戦記
今日から一週間ぶりの出社 
2009/04/23 Thu. 20:22 [edit]
もう来年度まで1週間休暇はとれない。
やはり体の疲れが全く抜けておらず仕事モードにはならない。
羽田の近くにある取引先のところに行ったが、モノレールでは座った瞬間寝ていた。
夜は疲れをとりに鍼治療へ。
レースの後眠れないのは自律神経が興奮しすぎておかしくなっているからとのこと。
内臓の疲れはこれからでてくるので十分注意。
今日は早く寝よう。
明日はリカバリーでタケスイに行こうかな。
category: ひとり言
チャイナの結果 
2009/04/20 Mon. 19:16 [edit]
結果は11時間24分で総合50位エイジ10位でした。
ハワイの権利は最終的にエイジ9位までロールダウンされましたが、残念ながらあと一歩届きませんでした。今回は体調も悪くなくまさに実力だったと思います。
本当に苦しいレースで気温は40度超えていたとの報道もあり、レース後は何も食べられず、ほとんど眠れませんでした。
しかしレースの結果をみるとまたやる気がわいてきました。
少し休養してまた練習したいと思います。
応援ありがとうございました。
category: 未分類
マコーマック現る 
2009/04/18 Sat. 10:29 [edit]
ハーフに出るとのこと。ルークと一騎打ちか?
category: 未分類
準備完了! 
2009/04/15 Wed. 18:27 [edit]
マレーシアから1ヶ月半しかなかったから、「もう行くのか」という感じ。
とはいえ、中国は以前1年住んでいたし、今も毎月のように出張しているいわばホーム。マレーシアで散々な目にあって海外レースの経験値も上がったし、今回は相当余裕。
マレーシアで大失敗したコンディショニングにも注意したし、体のメンテナンスも十分した。
あとは当日の体調を整えて、自信を持ってレースにのぞむだけ。
行ってきます。
category: トライアスロン
Race Week 最後の調整 
2009/04/13 Mon. 21:39 [edit]
前回の腰・背中・ハムに加え、今回は股関節周りをやってもらった。
股関節周りは相当固くて土曜日の韋駄天でも指摘された。
やはり鍼の威力は絶大で、今まで左側に足を出す「おネエ座り」ができなかったのが、あっさりできるようになった。それほど今まで股関節が固かったのかと自分でもびっくり。
だいぶ疲労も抜けてきた。
体調もマレーシア前と違って相当いい感じ。
このままの体調でレースに出たいなー。
category: 癒し
TEAM Y 壮行会 
2009/04/12 Sun. 07:12 [edit]
久々にYボスも参加でビシビシ仕切っていた。
店も自由が丘のリリーマルレーンというコジャレた感じの店で料理も酒もおいしかった。
楽しい仲間といるとあっという間に時間が過ぎるね。
Yボスメールから写真拝借。
category: トライアスロン
日本の至宝 
2009/04/10 Fri. 19:13 [edit]
今日から丸ビルでWBCの記念品の展示会が始まった。
写真はイチローと松坂のユニフォーム。
日の丸背負って世界と戦う姿は本当にカッコイい。
トライアスロン界でもこのくらいのスターが出てきて欲しいものです。
category: 未分類
サニー練 
2009/04/09 Thu. 18:20 [edit]
今日のメインは100x3x4
サークルは
1セット目 1’35
2セット目 1’50
3セット目 2’05
4セット目 2’20
1セット目のスピードで4セットまで行くということらしい。
1セット目はだいたい1’25でいくが当然あとが続かない。
1’30でまわるのが精一杯。
リサ嬢はじめ同じコースのみなさんは1’25くらいでいっている。
Cコースにしてから10ヶ月経つがあいかわらずビリで泳いでいる。
なかなか進歩しない。
回数増やすしかないかね。
category: スイム
本日休館日 
2009/04/08 Wed. 18:55 [edit]
ガビーン!それはないよ。
自分は近いからまだいいけど、結構入り口近くで文句を言っている人がいた。
「今日は休め」との神のお告げとして受け止め、来週のチャイナの支度でも。
ゆっくり風呂に入って早く寝よう。
category: スイム
花見ランチと花見ラン 
2009/04/07 Tue. 22:52 [edit]
天気も最高。
お昼は皇居の桜を見ながらお弁当ランチ。
本当に気持ちが良かった。
夜は織田フィールドでリスタート練。
ここの桜も満開でちらほら散り始め。
2000x2を7分40で刺激入れ。
テーパーなので2本でおしまい。
今日は最高の1日でした。
あしたも皇居でお弁当食べようかな。
コーチから「余裕を持って」との声が。
まだまだ余裕がない。難しい。
category: ラン
遅ればせながら鍼デビュー 
2009/04/06 Mon. 20:18 [edit]
昨日のターミネーターでバキバキのカラダがどこまで回復するか。
効果は予想以上。
硬く張っていた腰・背中・ハムがとろとろになった。
先生にお願いして写真を撮ってもらった。
ハンケツハリネズミの図。
category: 癒し
大井ターミネーター 
2009/04/05 Sun. 16:53 [edit]
レースの2週間までに必ずやる必殺練習。
1周アップの後、
3周+ラン
2周+ラン
1周+ラン
という3セット。
1セット目はわざと足を疲れさせるためギアをアウタートップにする。
ポイントは足を使った状態でいかにランを走るかというと。
ランは3.8kmの短い距離を全力で。
1本目ラン 14'20
2本目ラン 14’53
3本目ラン 15’08
3本とも15分きりを目指したが、3本目は相当足にきた。
尻筋とハムがピキピキ。
いやいやいい練習だった。
一人では絶対できない練習だね。
前回のマレーシアはこの2週間前の練習が風邪でできなかった。
今回は体調も良くなってきたのでいい感じになってきた。
2週間後のチャイナが楽しみ。
category: トライアスロン
皇居で花見のバイク&ラン 
2009/04/04 Sat. 17:06 [edit]
バイクは6周とランは3周。
あまり寒くもなくランは暑いくらい。
今日は天気もいいので最高のお花見日和。
午前中から宴会の人も多し。
明日は大井ハードなバイク練(チーム内では「ターミネーター」と言っている)
チャイナ前の最後の大井。
気合入れて行きますか。
category: トライアスロン
調子が良いのか?悪いのか? 
2009/04/02 Thu. 18:27 [edit]
100mは1'30で余裕、1'25まで上がる。
パドルでは1'20までいける。
これは速くなったかと思ってしまったが、
50mx24、50秒サークルは10本くらいしかもたずサークルアウト。
やっぱり力で泳いでいるからもたないねー。
アイアンマンでは1'40でいかないと1時間3分くらいで泳げない。
力を抜いて大きく速く泳げるようになりたいものです。
category: スイム
新年度にあたって 
2009/04/01 Wed. 20:16 [edit]
入社式や人事異動などいろいろあった1日でしょう。
トライアスリートにとってはいよいよシーズンインの時期。
2週間後の4月19日は宮古島とアイアンマンチャイナがあり多くの仲間たちが参加します。
一方、仕事の関係で4月のレースは泣く泣く見合わせたひとも多いのでは。
参加したいのにできない選手の分もがんばれればと思っています。
category: ひとり言
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